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ホーローのお手入れ方法

あなたのおうちに琺瑯(ホーロー)はありますか!?

ホーローアイテムは今や様々なバリエーションのものが発売されていますよね。

ホーローのケトルやお鍋はもちろん、お皿やマグ、保存容器が代表的です。

私もキッチンサイトの運営に携わるまでは、ホーローの魅力をあまり分かっていませんでした。

しかし、今となってはお買物に行くとついついホーローに目が行ってしまうように・・・。

では、ホーローの何がそんなに魅力なのか、また使っていくうちに汚れや焦げ付きが気になった時のお手入れ方法をご紹介します。

 

ホーローとは

ホーロー

「白くつるつると光沢感があるものがホーローでしょ?」と思っている方も多いかと思います。

実は、ホーローには2種類あり、鋳物(いもの)と鋼板(こうはん)ホーローの2種類があります。

鋳物ホーローの代表格はストウブやルクルーゼなどが知られています。

一般的にホーローとして思い浮かべるのは、白く光沢感のある鋼板ホーローが多いかもしれません。

そもそも、ホーローとは金属の表面にガラス質を高温で焼きつけたものになります。

つるつるとした光沢感があるのはそのためです。

そんなホーロー製品のメリット・デメリットをお伝えしていきます。

 

ホーロー製品のメリット/デメリット

メリット・デメリット

メリット

・熱伝導率が高く火が通りやすい。

・ニオイがつきにくくお手入れがカンタン

・酸や塩分に強い(保存しやすい)

・色鮮やかなものも多い

 

デメリット

・ガラス質のため急な温度変化や衝撃に弱い

・ヒビが入ると使えない

・釉薬(ゆうやく)のかかっていないところはサビが発生しやすい(鉄サビは人体に有害ではないので洗い落とすと使い続けられる)

※釉薬とは 陶磁器 や 琺瑯 の表面をおおっている ガラス質 の部分

ホーロー

ホーローは熱伝導がよく、におい付きにくいといったメリットもあるので、カレーや煮物などの煮込みものにおすすめです。

一方で、ガラス質ということもあり、水分をほとんど使わない炒め物などには不向きとされています。

また、やりがちなのが「急冷」。

使い終わってすぐに汚れを落としたいからと言って、水をかけてしますとひび割れの原因となってしまいます。

 

しかし、酸などに強く、におい移りもしにくいので食材の下ごしらえや作り置きの保存容器として大活躍。

ただし、電子レンジは使用不可なので注意しましょう。

 

これって不良!?ホーローの黒い部分

ハンドル裏の黒く見える部分

買ったホーローを箱から取り出すと、黒くなっている部分があり「不良品だ!!」と思ったことはないですか?

これらは不良品ではないんです。

ハンドル・ツマミの裏側の黒い線は製造上発生することはありますが黒く見えるのは一層目の釉薬(ゆうやく)です。

 

ふちの裏じある「吊りあと」

製造工程上ついてしまうことがありますが、不良ではありません。

黒く見えている場合は一層目の釉薬がかかっています。

 

はしっこの黒く見える部分

鍋や容器のフチなどに釉薬が定着しにくく、黒く見えることがあります。

これは一層目の釉薬なので不良ではありません。

 

ハンドルの付け根下の穴

ハンドル下の穴

黒くなっている部分ではありませんが、この穴何!?と思ったことがある人も多いかもしれません。

これは、洗浄後、ハンドル内の水を排水し、サビを防止するための物です。

この孔から水が抜けるように置くようにしましょう。

 

サビが発生したときの対処法

疑問

ホーローの特性上、鉄板の端は釉薬がかかりにくいためサビが発生しやすくなっています。

しかし、「サビがでたから捨てよう」なんてもったいないことはしないでください!!

サビが発生しても、鉄サビは人体に有害なものではありません

スポンジで洗い落としてから水気を拭き取りしっかり乾燥させてご使用ください。

 

ホーローが焦げ付いた時のお手入れ方法

お手入れ

通常のホーローのお手入れ方法

大切に使っていても、白いホーローだとなおさら汚れは目立ちますよね。

通常の焦げ付きや食品の汚れは、お湯を入れて焦げ付きなどを柔らかくしてから、食器用洗剤を使ってやさしく洗ってください。

 

がんこなホーロー汚れの落とし方

お湯で洗っただけでは汚れが取れなくて、ホーローメーカー担当者さんに相談したことがあります。

するとベテラン担当者さんいわく「こすらないが鉄則!!」とのことです。

どうしても汚れがおちないとスチールたわしなどでゴシゴシしたくなるもの。

それをグッと我慢して、「重曹」を使って落としていきます。

※絶対に金属ヘラなどでこすらないように注意しましょう。

 

実際に重曹(じゅうそう)でホーロー汚れを落としてみた

ホーローのお手入れ お手入れ前

かわいいミッフィーのホーローにしっかりと吹きこぼれの汚れがついてしまっています・・・。

それでは早速、お湯ではおちなかった頑固な焦げ付き・汚れを重曹を使って落としてみました。

お鍋の中に重曹と水を入れて沸騰させます。

ホーローお手入れ 重曹入れる画像

今回は鍋の中でなく、吹きこぼれの汚れだったので、

別の鍋の中に重曹を入れてから沸騰させ、その中に汚れたホーローを浸します。

ホーローお手入れ 重曹の中に入れる画像

火を止めた後、1時間ほど放置したあとやわらかいスポンジに中性洗剤をつけて汚れをなでるようにすると・・・

ホーローお手入れ
見事にスッと汚れが落ちました!!

※ホーロー鍋の中の焦げ付きの場合は水に重曹を入れて沸騰させてください。

ミッフィーのかわいいかおがきれいになって大満足♪

ホーローお手入れ ビフォー・アフター

裏底の黒っぽくよごれていた部分も見事に落ちてくれました。

白くなったホーローだと気分もルンルンに。

※汚れに合わせてつけ置き時間は調整してください。

※重曹を使う場合は手荒れ防止に手袋をつけるようにしてください。

 

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お手入れの際の注意点

注意

・食器洗浄機、乾燥機は使用しないでください。

・スチールたわしなどキズをつけるものでお手入れしないでください。

※ひび割れなどの原因になります。

・鍋ごとつけ置き洗いいしないでください。

※取っ手内部などに水が入りサビの原因となります。

 

まとめ

ホーローは様々な色やデザイン、用途がありますが使いこなすと本当に便利なアイテムです。

使いこなすとお料理もさらに楽しくなるかも!?

おうちに汚れたホーローがある人は、簡単なのでぜひこのお手入れ方法を実践してみてください。


 

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